会期
2023.09.08[金]-09.12[火] 12:00-20:00(最終日は18時まで)
会期中にトーク・セッション/ギャラリー・トークを実施予定です。詳細は展覧会公式Instagram(@awai_art)で告知いたします。
団体名・作家名称
[キュレーター] 土田祥ノ介
[プロデュース] 安東基
[アーティスト] ichi, kaho kojima, Gen Morishita, 斉藤佑弥, 宍戸佳希, 関川 夏鈴, TAKEMURA Tomonari, 田邊 由里子, 夏(Natsu), 日比楽那, Mihi, Wonseok Lee展示名称
awai -交叉するリアル
展示概略
インスタレーション、写真、絵画、ミクストメディア
展示詳細
我々は、知っているつもりで実は知らないもの、見えているつもりで実は見えていないものに囲まれています。しかし、それらは空虚なものではなく、繋がりを媒介する“間(awai)”として確かに存在しているでしょう。作品と皆さんを結びつけるのも、そうした“間”であり、作品同士も“間”によって交感する関係にあります。
しかし、“間”における歪みや衝突は、インターネットの発達により表面化することが少なくなってきました。そうした中で、ギャラリーは、ヴァーチャルな世界では見て見ぬふりをしがちな心地の悪さに触れることのできる場として機能するでしょう。そして、心地の悪さを認識することは“心地の良さ”を対象化することにも繋がり、我々がより良く生きる方法について考えるきっかけを与えてくれます。
本展は、そうした“間”によって紡がれるものに意識を向け、他者との有機的な関係を再構築する機会を提示します。
ぜひ、会場で“間”への意識を研ぎ澄ませてみてください。
皆さまのご来場を、心よりお待ち申し上げます。
会場
Gallery NIW
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-8
東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 1b出口より徒歩3分
(中央・総武線からの乗り換えは市ヶ谷駅を推奨)
東京メトロ東西線 神楽坂駅 2出口(矢来口)より徒歩11分
都電荒川線 早稲田駅より徒歩12分
入場料
入場無料
作家プロフィール
[キュレーター]
土田祥ノ介:芸術と空間の関係性をテーマに、李禹煥を中心とした1960年代以降の現代美術を研究。最近は東南アジア現代美術の動向にも注目している。
[プロデュース]
安東基:写真での制作活動と並行して、作品を通した人々の創発的な空間をつくることを目指す。
[アーティスト]
・ichi
・kaho kojima 2017年からフィルム撮影を始め、現在も趣味の一環として日常の風景を撮り続ける。展示期間中に23歳を迎える。らしい。
・Gen Morishita ツイ廃。文化としての価値観をテーマに、アフガニスタンを研究。青い鳥保護活動をしている。
・斉藤佑弥 2001年生まれ(ニューヨーク)、東京育ち。早稲田大学文学部哲学科在籍。
・宍戸佳希 自然空間を主な舞台とし、人間社会と循環する世界の交わりについて学びながら写真作品を制作している。
・関川夏鈴 2003年生まれ。主にフィルムカメラを用いて風景や静物を撮影。
・TAKEMURA Tomonari 作品がいかに存在し、鑑賞者との関係を構築するのかということを作品を通して研究している。
・田邊 由里子
・夏(Natsu)
春生まれ
・日比楽那 2000年生まれ。2016年頃からフィルムで家族や友人の写真を撮り始め、現在までエッセイ的、ドキュメンタリー的な写真の撮影と思考を続ける。
・Mihi 大学では企業の芸術文化支援について研究。現在は休学してデンマークに留学中。いろんな方法で人やものの良さを見つけて引き立たせることが好きで、PRや編集のお仕事に生かしています。
・Wonseok Lee 写真を中心に、日常で感じている些細なことを作品にしている。
イベント公式/関連サイト
展覧会公式Instagram: @awai_art
お問合わせ先:土田祥ノ介(本展キュレーター) tsuchida.photograph@gmail.com