会期
2025年5月16日(金)〜5月25日(日) 12:00〜19:00
団体名・作家名称
MONKNORI(モンクノリ)
展示名称
Gallery NIW企画展
モンクノリ ファクトリー(製造所:モンクノリ 名称:日常の瞬間)
展示概略
Gallery NIW企画による展覧会。アーティストMONKNORIによる個展。
展示詳細
Gallery NIW開廊より15年。記念すべき年に、柿落としを飾ったアーティストMONKNORIが、帰ってきます。
ーMONKNORIより 展示について
私が制作を始めた動機は、1950年代アメリカの現代アート――ネオダダからポップアートへと至る流れに強く惹かれたことにあります。
ジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバーグ、ロイ・リキテンシュタイン、アンディ・ウォーホル。またクルト・シュヴィッタースやリチャード・ハミルトン、ラリー・リヴァースといった作家たちの作品にも深い関心を持ち続けています。
このような作家たちが築いた表現の歴史からは、遠く離れた場所と時間に生きる私は、あらためて「ネオダダ」「ポップアート」と呼ばれた時代を自分なりに解釈し、今の私にとっての視点と方法で、あたらしい表現へと変換していきたいと考えています。
今回の展示では、その「私の方法」を4つのシリーズでご紹介します。
(「Del monte」と「Hershey's」の作品に関しては、過去の作品と対比させて展示しています)
1. 1PAGE
ファッション雑誌の1ページにアクリル絵具やコラージュを重ねるシリーズです。
雑誌の1ページにコラージュとペイントが加わることで、新たな物語が生まれ、もともとの意味が解体され、新たな視点が生まれます。
日々の記録のようなこの作品群は、2006年から継続して制作しています。
2. HERSHEY’S、Del Monte、LUCKY STRIKE
消費社会の象徴であるお菓子の包み紙や食品ラベル、「パッケージ=商品を象徴するもの」という既成概念を揺さぶります。パッケージをフリーハンドで描き直すことで、その持つ意味が曖昧になり別の視点を生みます。
水彩、油彩、ワックスオイルパステルなど、さまざまな画材を用いたアナログな手法によって、印刷物とは異なる物質感を表現しています。
3. テキストだけのコラージュ
文字だけで構成された作品群です。
縦と横に文字を配置しながら、水平・垂直を目の感覚で見極めています。ハサミで切り取るラインも、定規のような直線ではなく、手の感覚にゆだねた線です。
画面は、ズレやリズムによるバランスで成立させています。
4. ハート「安」
ハートという形は、一般的に心臓であり生命の象徴とされています。
命の深淵を感じるテーマとして描き続けています。
MONKNORI
Noriko Takeuchi
竹内徳子
会場
Gallery NIW
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-8
東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 1b出口より徒歩3分
(中央・総武線からの乗り換えは市ヶ谷駅を推奨)
東京メトロ東西線 神楽坂駅 2出口(矢来口)より徒歩11分
都電荒川線 早稲田駅より徒歩12分
入場料
入場無料
作家プロフィール
MONKNORI(モンクノリ)
本名 竹内徳子
主な入選歴
2017 第11回 西脇市サムホール大賞展 入選
2006 第150回 THE CHOICE 入選 湯村輝彦選
2006 第5回 TIS公募 入選
2003 第9回 リキテックス・ビエンナーレ 入選
1986 第71回 二科展デザイン部 奨励賞
イベント公式/関連サイト
https://monknori.jimdofree.com/
https://www.instagram.com/monknori/