会期
2013年4月4日(木)-4月9日(火)
12:00-20:00(最終日は16:00まで)
4日(木)17:00より迎春会
作家名
亀田洋子
益田美緒
山口秋音
展示名称
軟らかな 戦い
展示概要
武蔵野美術大学出身の3人による2回目のグループ展
会場
Gallery NIW
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-8
東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 1b出口より徒歩3分
東京メトロ東西線 神楽坂駅 2出口(矢来口)より徒歩11分
都電荒川線 早稲田駅より徒歩12分
入場料
入場無料
展示詳細
武蔵野美術大学油絵学科出身の亀田洋子、益田美緒、山口秋音によるグループ展。
前回の「ありがとう!!!肉体」展では肉体をテーマにそれぞれ作品を展示した。今回は「軟らかな 戦い」と題し、近作を展示する。
亀田は、写真や新聞記事などをきっかけに、自らの抑圧された感情を絵画化している。
繊細な色彩を幾重にも積み重ねた作品は、美しくもあるがどこか観る者に恐怖を感じさせる。
その筆致には強迫性と高度な理性が同居している。この度の展示では、今までより更に色彩性を高めて描いた生物の絵を展示する。また、色彩を実際のものと変えた模写シリーズも同時に展示する。これらのシリーズで、絵画における色彩の与える印象の違いを実証してい く。
益田は、ドローイングや立体物を中心に、対象の存在の曖昧さを暴きだすインパクトのある作品作りを一貫して行ってきた。彼女の作品群は一見、ポップでガーリーな印象を受けるが、そこには「服と皮膚と内臓」や「みること/みられること」など多層なテーマが含まれている。
その作品は、外見の可愛さやユーモアに引きつけられた観客の期待を裏切り揺さぶる。
今回の展示では、絵を中心としたインスタレーションを展示する。
山口はこれまで紙など弱い素材を用いて身体性を取り上げた作品を制作してきた。
今回は動画サイトで大量に消費されている少女の映像をプロジェクターで紙の上に映写し、その像を追いかけるように描写して制作した作品をメインに展示する。
匿名性の中で分裂するヒロインたちの身体を繋ぎとめるこころみである。
作家プロフィール・参考作品
●亀田洋子
1990年生2012年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
動物、人間、社会などをモチーフに多彩な制作に取り組んでいます。
<経歴>
2009年 ギャラリーモンドにてグループ展「五ツ星展」。
2010年 企画『学園坂ストリートギャラリー』に参加。学園坂商店街にて展示。
2011年 理研展示プロジェクト2011に選抜され、独立行政法人 理化学研究所 横浜研究所にて展示。
武蔵野美術大学の課外センターにておコロおコロ名義のグループ展「ありがとう!!!肉体展」。
2013年 芳洋会 日の出ホーム内のミニギャラリーにてグループ展「日の出秘宝館~穏やかな眼差し展~」。
●益田美緒/天草ミオ
1990年
埼玉生まれ
2012年
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
現在 同大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース在学
<経歴>
2009年 グループ展「五ツ星展」
2010年 二人展「むきだし展」
2011年 グループ展「ありがとう!!!肉体」展
二人展「あまかわ展」
2012年 二人展「ビヨンセ展」
2013年 5月、武蔵野美術大学課外センターにて個展「NOSTRADAMS」予定
http://mioamakusa.web.fc2.com/index.html
●山口秋音
1989年生
2012年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
現在 同大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース在学
http://akineyamaguchi.web.fc2.com/index.html